2013年6月5日水曜日

ハンジ・ゾエ(9・10巻 台詞)

第37話『南西へ』

「あぁ・・・ニックとは友達なんだよ。ねー?」
「彼は壁の中に巨人がいることを知っていた。でもそれを今まで、ずっと黙っていた。なぜかは知らないが、自分が死んでもその他の秘密を言えないというのは本当らしい・・・彼ら教団は何かしら壁の秘密を知っている」
「他の教徒に聞いてもよかったんだけど・・・彼は自ら同行することを選んだ。状況が変わったからね・・・現状を見てもなお、原則に従って口を閉ざし続けるのか、自分の目で見て・・・自分に問うらしい・・・」

「どうだろう・・・私には司祭は真っ当な判断力を持った人間に見えるんだ・・・もしかしたらだけど・・・人類滅亡より重要な理由があるのかもしれない・・・」

「あぁ・・・そうだよ。これは、ただの石じゃない・・・女型の巨人が残した硬い皮膚の破片だ」

「そう! アニが巨大化を解いて体から切り離されても、この通り! 蒸発もしない・・・消えてないんだ。もしかしたらと思ってね、『壁』の破片と見比べたらその模様の配列や構造までよく似ていたんだ。つまりあの壁は、大型巨人が主柱になっていて、その表層は硬化した皮膚で形成されていたんだ」

「待った! 言わせてくれアルミン、このままじゃ破壊されたウォール・ローゼを塞ぐのは困難だろう・・・穴を塞ぐのに適した岩でも無い限りはね・・・でも、もし・・・巨人化したエレンが、硬化する巨人の能力で、壁の穴を塞げるのだとしたら」
「元の材質は同じはずなんだ・・・巨人化を解いた後でも蒸発せずに石化した巨像を残せるのならあるいは・・・本当に・・・もし、そんなことが可能ならだけど、さっきまでそう考えてたんだ・・・」

「なるほど・・・少数だけなら一気にウォール・マリアまで行けるかもしれないのか」

「夜・・・に・・・?」

「状況は絶望のどん底なのに・・・それでも希望はあるもんなんだね・・・」

「・・・こんなこと聞かれても困ると思うんだけど・・・それってできそう?」

「ん・・・もうすぐエルミハ区だ」

「こっから先はもう巨人の領域になるよ」
「モブリット・・・ちょっと待って」

「・・・何か・・・気持ちの変化はありましたか?」
「時間が無い!! わかるだろ!? 話すか黙るかハッキリしろよお願いですから!!」
「それはどーも!! わざわざ教えてくれて助かったよ!」

「・・・・・・責任を・・・誰かに押しつけて、自分達の身や組織を守ってきたってこと?」

「・・・? え・・・誰・・・?」
「その子・・・104期だから・・・今は最前線にいるんじゃ・・・」
「待って! まだ104期全員の名前を知らないんだけど・・・」

「え・・・? ユミル?」


第41話『ヒストリア』

「後続は散開して周囲を警戒! 他すべてで巨人が群がってる所を一気に叩け!!
「!? ちょっと、あんたは攻撃しなくていいから!!」


第42話『戦士』

「そうか・・・あぁ・・・もちろん、彼女とは友好的な関係を築きたいよ。これまでがどうあれ、彼女の保つ情報は我々人類の宝だ・・・仲良くしたい。ただね・・・彼女自身は単純でも、この世界の状況は複雑すぎるみたいなんだよね・・・」
「本名は・・・ヒストリア・レイスって言うんだって?」
「レイスってあの貴族家の?」
「・・・そう、よろしくねヒストリア」

「ユミルはどう?」
「とりあえず、トロスト区まで運んでまともな医療を受けてもらわないとね、任せたよ」

「・・・・・・さて・・・・・・我々は・・・穴を塞ぎに来たんだった・・・」

「みんな、いるかい? ・・・ユミルの件はひとまず後だ、壁の修復作戦を再開しよう。しかし・・・現場はもっと巨人だらけだと思ってたんだが・・・ん?」
「駐屯兵団先遣隊だ、穴の位置を知らせにきたんだ」

「何だって!?」
「う~ん・・・壁に穴が無いのならしかたない、一旦トロスト区で待機しよう」

「まさか・・・ついに地下を掘る巨人が現われたんだとしたら大変だ・・・」
「今はとにかく、ユミルを安全に運ぶことを考えよう。まだ地面を走るには巨人がいるし」


「ようやくアニの身辺調査の結果が届いたんだが・・・104期に2名ほどアニと同じ地域の出身者がいるようなんだ。ライナー・ブラウンとベルトルト・フーバー。まぁしかし・・・5年前当時の混乱のせいで戸籍資料なんかどれも大ざっぱな括りでいい加減なもんだ。管理状態がずさんなせいで探すのに今まで手間取ってしまったらしい」
「この二人は壁外調査で『誤った』作戦企画書によってエレンが右翼側にいると知らされていたグループだ。アニ・レオンハートこと『女型の巨人』が出現したのも右翼側だったわけだが・・・これだけで何が決まるってわけじゃないけど一応ね・・・訓練兵時代の3人の関係性などが知りたい。どう思う?」

「話してたって・・・その3人で? エレンの場所を気にしてる素振りは無かった?」

「エレン! イヤ・・・全員、聞くんだ。もし――ライナーとベルトルトを見つけても、こちらの疑いを悟られぬように振る舞え。もちろん、アニ・レオンハートの存在には一切触れるな。彼らがアニの共謀者であってもなくても、彼らを上手く誘導して地下深く幽閉する必要がある」

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