2013年6月3日月曜日

ハンジ・ゾエ(台詞 初出3巻)

特別編『リヴァイ兵士長』(9.5話)

【リヴァイ「うるせぇガキ共め・・・・・・」】
「あの子達の羨望の眼差しも・・・あなたの潔癖すぎる性格を知れば幻滅するだろうね・・・」


第19話『まだ目を見れない』

「ごめんねエレン、待たせてしまって。でもやっとここから出られそうなんだ」
「私は調査兵団で分隊長をやってるハンジ・ゾエ、そっちの彼は・・・彼も同じ分隊長のミケ・ザカリアス。そうやって初対面の人の匂いを嗅いでは・・・鼻で笑うクセがある。多分深い意味は無いと思うね。まぁこんなのでも分隊長を務めるほどの実力者ではあるんだ・・・あ! ごめん・・・無駄話しすぎた。もう着いちゃったけど・・・大丈夫! むしろ説明なんか無い方がいい、エレンが思っていることをそのまま言えばいいよ。勝手だけど私達は・・・君を盲信するしかないんだ」

「しかし限度があるでしょ・・・歯が折れちゃったんだよ」

「エレン、口の中見せてみてよ。・・・! ・・・え? 歯が生えてる」


第20話『特別作戦班』

「こんばんはーリヴァイ班の皆さん、お城の住み心地はどうかな?」
「私は今、街で捕らえた2体の巨人の生態調査を担当しているんだけど、明日の実験にはエレンにも協力してもらいたい。その許可をもらいにきた」

「そうはもう・・・最高に滾るヤツをだよ」
「リヴァイ? 明日のエレンの予定は?」
「ならよかった、決定!! エレン! 明日はよろしく」

「あぁ・・・やっぱり。聞きたそうな顔してると思った・・・そんなに聞きたかったのか・・・しょうがないな、聞かせてあげないとね、今回捕まえた巨人(あのこ)達について」


「こんにちは!」

巨人の捕獲に成功したのは今回が初めてじゃない。まずは過去5回の捕獲時に行った実験の反復から始める。最初は『意思の疎通』の検証。

「調子はどう? 名前は? 体は痛くない?」

残念ながら今回も意志を通わせることは不可能との結論に至る。

「うはッ!! あぶなッ!! あぶねぇぇ!!」

しかし私にとって巨人との交流は日々の疲れを忘れるほど充実した時間だった。
ちなみに4m級を『ソニー』・・・7m級を『ビーン』と、それぞれ名付けた。
次に『日光の遮断』を試してみた。夜が深まると巨人の活動力が落ちることから、日光により何かしらの活動力を得ていることを裏付ける実験だ。
これは巨人によって個体差が大きく出た。ソニーは遮断後1時間で活動が鈍くなったのに対し、ビーンは3時間は元気なままだった。

「改めて驚かされたよ・・・彼らは水も食料も摂らない。発声器官はあっても呼吸を必要としない・・・唯一活動に必要なのは『日光』なんだ・・・ずっと日光を絶つとどうなるのか・・・興味はあるけど、死んでしまったら困るからね・・・」
「そして次の段階からは直接巨人の体と接触する『痛覚の確認』へと移行した」

「あぁあぁあぁあ」
「これが叫ばずにいられるか! ビーンがこんなに痛がっているんだぞ!? ビーン、頑張れ、耐えるんだ!!」
「ああぁああぁあぁあああぁあ」

「巨人に『うなじ』以外の弱点が無いか確認する必要があるからね・・・とても辛い作業だったよ・・・」

ビーンに比べてソニーは内向的な性格で、あまり反応を示さなかった。

「ほら・・・心臓に刺さってるよ。痛くないの? どんな感じ?」
「何!? どうしたの!?」
「わッ!!」
「あはははは、今のは惜しかったよソニー!」

「こんな感じでソニーは自己表現が苦手なんだよ、頭かじろうとするばっかりでさ」
「そうだよ。私は巨人に仲間を何度も何度も目の前で殺された。調査兵団になった当初は憎しみを頼りにして巨人と戦ってた。そんなある日、私は気付いた。切断した3m級の生首を蹴っ飛ばした時だった。軽かったんだ、異常に。巨人の体が」
「そもそも本来ならあの巨体が2本足で立ち、歩くなんてことはできないハズなんだ。どの巨人もそう・・・切断した腕は、その質量にあるべき重量には到底、達していなかった」
「エレンが巨人になった時も何も無かった所から巨人の体が現われたと聞く。私は思うんだ、本当は・・・私達に見えている物と実在する物の本質は・・・全然違うんじゃないかってね。憎しみを糧にして攻勢に出る試みはもう何十年も試された。私は既存の見方と違う視点から巨人を見てみたいんだ。空回りで終わるかもしれないけど・・・ね」
「でも・・・私はやる」

「エレン・・・あなたが実験に加わることで新しい何かがわかるかもしれない。それによって私達は一歩前に進めるかもしれない。期待ばかり掛けるし、不快にさせるかもしれないけど・・・私は今、楽しい。こんな変化は今まで無かったからね」

「え? いいの? そ・・・そうだね、うん、今の話じゃ省略した部分も多かったし・・・もっと詳細に話すとしよう、ちょっと長くなるけど・・・」

「・・・なので今回の実験では新たに得られた情報は無いね。今まで話したことは訓練兵の時に教わってるハズだ。エレンも知ってたよね?」

「なのでここからは私独自の推測を交えて、もう一度解説するよ。まず巨人との意思の疎通に関してだけど、気になる事例がある。イルゼ・ラングナーという――」

「ソニーー」
「ビーーン」
「あああああああああ」

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