2013年6月7日金曜日

アルミン・アルレルト(3巻 台詞)

第10話『左腕の行方』

「エレン! ちゃんと体は動くか? 意識は正常か? 知ってることを全部話すんだ、きっと分かってもらえる!」

<駐屯兵達に、近付けば肉を削ぐと警告したミカサに>
「ミカサ・・・人と戦ってどうするんだ? この狭い壁の中でどこに逃げようっていうんだ・・・」
【ミカサ「どこの誰が相手であろうと、エレンが殺されるのは阻止する。これ以外に理由は必要ない」】
「話しあうんだよ! 誰にも・・・なんにも状況が分からないから恐怖だけが伝染してるんだ・・・」

<エレンの弁明が聞き入れられず、硫弾の発射準備開始>
「マズい・・・このままじゃ。き・・・聞いて下さい!! 巨人に関して知ってることを話します!!」


第11話『応える』

「・・・砲声が聞こえたところまで覚えてる・・・その後は凄まじい音と衝撃と・・・熱・・・!! 今・・・僕達は巨大な骨格の内側に!?」
「エレン!? これは――」

【エレン「オレはここを離れる」】
「どこに? どうやって?」
【エレン「とりあえずどこでもいい、そこから壁を越えて地下室を目指す、もう一度巨人になってからな」】
「・・・・・・そんなことが? できるのか!?」

エレンが巨人なのか・・・・・・エレンが巨人を出現させて操っているのか・・・それは今、エレン自身にもわからないことだろう・・・

「顔色もひどい、呼吸も荒い・・・明らかに体に異常を来(きた)している・・・!」

駐屯兵団が白兵戦を仕掛けてくる気配は無い・・・そんな気配があれば、ミカサが野良猫よりも早く察知しているだろう・・・最短時間で砲弾が装填されたとして、あと20秒ほどかかるだろうか・・・エレンはそれ以内に行動して、ここから去っていくだろう・・・

こんな時に何でこんなことを思い出すんだろう・・・もうこれが僕達の最後だから・・・?
結局僕は・・・・・・最後まで、臆病者以外の何かにはなれなかった・・・
僕は何度も二人に助けられたけど、僕が二人を助けたことは、とうとう一度も無いままだ・・・・・・
これでどうやって対等な友人だと言えるだろうか、どうやって僕も一緒に行くなんてことが言えるんだ・・・付いて行ける自信も無いのに・・・
もう・・・これで・・・
3人が揃うことも無いだろう・・・・・・

「・・・・エレン、どうして僕にそんな決断を託すの?」
「いつそんなことが?」

僕が勝手に思い込んでただけだ
勝手に・・・自分は無力で足手まといだと
二人はそんなこと思ってなかったのに
これ以上の説得力がどこにある・・・僕に命を任せると言っている二人は・・・僕が・・・この世で最も信頼している人間だ・・・

「必ず説得してみせる!! 二人は極力、抵抗の意志が無いことを示してくれ!」
エレンが巨人になって戦ってた時から、ずっと引っ掛かってたことがある・・・
まだ考えがまとまっていない・・・・・・・・・けど、やってやる! 喋りながらでも考えろ!

【キッツ・ヴェールマン隊長「貴様!! そこで止まれ!!」】

「彼は人類の敵ではありません。私達は知り得た情報をすべて開示する意志があります!!」

【キッツ「命乞いに貸す耳は無い! 目の前で小隊を現しておいて今さら何を言う! ヤツが巨人でないと言うのなら証拠を出せ!! それができなければ危険を排除するまでだ!!」

「証拠は必要ありません!」
そうだ・・・必要無い!!
「そもそも我々が彼をどう認識するかは問題ではないのです!」

【キッツ「何だと!?」】

「大勢の者が見たと聞きました! ならば彼と巨人が戦う姿も見たハズです!! 周囲の巨人が彼に群がって行く姿も」
「つまり巨人は彼のことを我々人類と同じ捕食対象として認識しました!! 我々がいくら知恵を絞ろうとも、この事実だけは動きません!」

【キッツ「迎撃態勢をとれ!! ヤツらの巧妙な罠に惑わされるな!! ヤツらの行動は常に我々の理解を超える!!」】

「な!!」
ダメだ・・・考えることを放棄してる・・・・・・・・・・考えることが・・・怖いんだ!
「・・・・・・エレン・・・ミカサ・・・」

「私は、とうに人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士!! その信念に従った末に命が果てるのなら本望!! 彼の持つ『巨人の力』と残存する兵力が組み合わされば!! この街の奪還も不可能ではありません!! 人類の栄光を願い!! これから死に行(ゆ)く、せめてもの間に!! 彼の戦術的価値を説きます!!」

【キッツ(どう命乞いしようと私は規則に従うまで…規則に反する者は排除する・・・・・・)】
【ドット・ピクシス指令「よさんか、相変わらず図体の割りには子鹿のように繊細な男じゃ。お前にはあの者の見事な敬礼が見えんのか」


第12話『偶像』

【ピクシス「アルミン訓練兵…じゃったかの?」】
「ハッ!!」
【ピクシス「お主は先ほど、巨人の力とやらを使えばこの街の奪還も可能だと申したな、あれは本当にそう思ったのか? それとも苦し紛れの命乞いか?」】
「それは・・・、・・・・・・両方です。あの時、僕が言おうとしたことは巨人になったエレンが、破壊された扉まであの大岩を運んで扉を塞ぐということでした。ただ単純に思いついただけですが、せめてエレンの持った力に現状を打開できる可能性を感じてもらえないかと・・・もちろん助かりたい一心でですが・・・」

<ピクシスが上記企画を採用、エレンに承諾させて参謀を呼び作戦を練る>
「え・・・・・・? そんな・・・いくらなんでも・・・! 皮算用ですらない思いつきなのに・・・いきなり実用するなんて・・・」

<グスタフ参謀、アンカ・ラインベルガー参謀と作戦会議中に>
「す・・・すいません、一介の訓練兵が口を挟んで・・・」
【グスタフ「構わん、話を続けたまえ」】
「巨人は通常、より多数の人間に反応して追ってくるので、それを利用して大勢でおびき寄せて壁際に集めることができれば、大部分は巨人と接触せずにエレンから遠ざけることができると思います。倒すのは、後で大砲を利用して損害を出さずにできると思いますし。ただしエレンを無防備にするわけにもいかないので、少数精鋭の班で彼を守るべきだと思います。それに穴から入って来る巨人との戦闘も避けられません・・・そこは精鋭班の技量に懸かっています」
【グスタフ「よし分かった、そこを踏まえて作戦を練り直そう」】
「ただ・・・この作戦はエレンが確実に岩を運んで穴を塞ぐことが前提です。その確証が乏しいままこの作戦をやることに疑問を感じるのですが・・・」


第13話『傷』

「赤い煙弾・・・どうして・・・」

エレン・・・ミカサ・・・一体何が・・・・・・

「・・・エレン・・・何をしているんだ!? エレン・・・・・・!?」

「ミカサ!! 作戦はどうなった!? エレンはどうなっているんだ!?」
【ミカサ「その巨人にはエレンの意志が反映されてない! 私が話しかけても反応が無かった!! もう誰がやっても意味がない!!」】
「!! ・・・作戦は!?」
【ミカサ「失敗した!」】

「後頭部からうなじにかけて縦1m・・・横10cm」
【ミカサ「アルミン!?」】
「僕がエレンをここから出す!! ミカサはここを巨人から守ってくれ!!」

「巨人の弱点部分からエレンは出てきた・・・これは・・・巨人の本質的な謎と恐らく無関係じゃない。大丈夫・・・真ん中さえ避ければ! 痛いだけだ!!」
【ミカサ「アルミン!! 無茶は止めて!!」】
「ミカサ!! 今自分にできることをやるんだ!! ミカサが行けば助かる命があるだろ!! エレンは僕に任せろ!! 行くんだ!!」

「エレン!! 聞こえるか!? しっかりしろ!! ここから出ないと僕ら皆死ぬぞ!! 巨人の体なんかに負けるな!! とにかく早く!! この肉の塊から出てくるんだ!!」
「お母さんの仇はどうした!! 巨人を駆逐してやるんだろ!? お母さんを殺した奴が憎いんだろ!!」
【エレン「何言ってるんだアルミン? 母さんならここにいるぞ?」】
「エレン! エレン!」

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