2013年5月24日金曜日

ジャン・キルシュタイン (5・6巻 台詞)

第21話『開門』

「は? 嫌に決まってんだろ、調査兵団なんか」
「別に巨人が怖くないから調査兵団に決めたわけじゃねぇよ、そして有能な奴は調査兵団になる責任があるなんて言うつもりも無いからな。いいか? くれぐれもエレンみてぇな死に急ぎ野郎とオレを一緒にすんなよ。オレはな・・・誰かに説得されて自分の命を懸けているわけじゃない。こればかりは自分で決めずに務まる仕事じゃねぇよ」

クソ・・・頼むぞ、お願いだ・・・頼むからこれ以上・・・自分(オレ)のことを嫌いにさせないでくれ・・・
オレ達はもう知ってる、もう見ちまった・・・巨人がどうやって人間を食べるのか――――

「あぁ・・・クソが・・・最悪だチクショウ・・・調査兵なんて・・・」


第22話『長距離索敵陣形』

「マルコは死んだ」
「誰しも劇的に死ねるってわけでもないらしいぜ、どんな最期だったかもわかんねぇよ・・・立体機動装置もつけてねぇし・・・あいつは誰も見てない所で人知れず死んだんだ」
「エレン・・・お前巨人になった時、ミカサを殺そうとしたらしいな? それは一体どういうことだ?」
「お前には聞いてねぇよ。ミカサ、頬の傷はかなり深いみたいだな、それはいつ負った傷だ?」
「らしいってことは記憶に無いってことだな? つまりお前は「巨人の力」の存在も今まで知らなかったし、それを掌握する術(すべ)も持ち合わせていないと」
「お前達聞いたかよ、これが現状らしいぞ。オレ達と人類の命がこれに懸かっている。このために・・・オレ達はマルコのようにエレンが知らないうちに死ぬんだろうな」
「あのなミカサ、誰しもお前みたいになぁ・・・エレンのために無償で死ねるわけじゃないんだぜ? 知っておくべきだ。エレンもオレ達も、オレ達が何のために命を使うのかをな・・・じゃねぇといざという時に迷っちまうよ。オレ達はエレンに見返りを求めている。きっちり値踏みさせてくれよ、自分の命に見合うのかどうかをな・・・・・・だから・・・エレン、お前・・・本当に――――頼むぞ?」


第23話『女型の巨人』

「右翼索敵が一部壊滅したらしい!! 巨人がわんさかと来たんだ!! なんでか知らねぇけど! 足の速ぇヤツが何体もいる!! 今は何とか食い止めているがもう索敵が機能していない!! 既に大損害だが下手すりゃ全滅だ!!」
「あいつ? ! 何であんなところに巨人がいるんだよ・・・奇行種か?」
「・・・・・・何だって!?」
「右翼側? オレに配布された作戦企画紙では左翼後方あたりになってたぞ」
「アルミン!! 今は考えごとしてる時間はねぇぞ!! 煙弾が指令班まで届き、撤退運動に移れば右からの巨人集団は回避できるだろうが・・・ヤツが本当に「超大型」・「鎧」級の脅威だとすりゃそんな複雑な情報を煙で伝達する術はねぇ。煙弾が届くまでもなく指令班を潰されちまえば陣形は崩壊して全滅だ」

「・・・つまりだな、この距離ならまだヤツの気を引けるかもしれねぇ。オレ達で撤退までの時間を稼いだりできる・・・かもしれねぇ・・・何つってな・・・」
「マジかよ・・・ハハッ、そりゃあおっかねぇな・・・」
「・・・・・・・・・失礼だなオイ・・・。・・・・・・オレはただ、誰の物とも知れねぇ骨の燃えカスに・・・がっかりされたくないだけだ・・・」
「オレは・・・! オレには今何をすべきかがわかるんだよ! そしてこれがオレ達の選んだ仕事だ!! 力を貸せ!!」
「アルミン・・・お前はエレンとベタベタつるんでばっかで気持ち悪いって思ってたけど・・・やるヤツだとは思ってたぜ・・・」
「いいかお前ら、オレが言うことを踏まえておくんだ」

いいかお前ら、さっき言った通りだぞ・・・少しでも長く注意を引きつけて・・・陣形が撤退できるよう尽くせ・・・少しでも長くここに留めるんだ。もし足の腱を削いだのなら十分以上、ただし無茶はしてくれるな、仕留めろとは言わん・・・聞くところヤツは・・・うなじの弱点を把握してる、他の巨人とは全くの別物、仕留めることは不可能だろう。

「ッ・・・アルミン!! うッ!!」
こいつ・・・!! 運動精度が・・・! 普通のヤツの比じゃねぇ!! そりゃそうか・・・! 人が考えてこの巨体を操っているんだもんな! クソ! 認識が甘かった・・・!
「ウッ!!」
!?・・・うなじを守りやがった!! クソ!もう逃げられねぇ! 仕留めるのも無理! さっきは運良くかわせたが・・・もう
ダメだ、死んじまう!! ワイヤー掴まれて終わりだ!!
「ひッ!!」

頭打って錯乱しちまったのか!? まずいぞ・・・こんな時に!!
動きが止まった? 何だか知らんがひとまず助かった・・・

ライナー!! !?・・・うなじを直接狙うのか!? いや!! いける!! ヤツがアルミンに気を取られている・・・!! 今なら――
「オ・・・・・・オイ!? あぁ!!? ・・・・・・お・・・おい・・・ライナー・・・お前・・・・・・」

ライナーの奴やりやがった・・・ミカサが強烈で忘れてたが・・・あいつもズバ抜けて優秀で頼りになるヤツだったな・・・


第24話『巨大樹の森』

・・・クソ・・・何でだ・・・ライナーの馬は戻ってきたのに・・・どうしてオレの馬は戻ってこねぇんだよ・・・これ以上ここに留まるわけにはいかねぇのに・・・最悪一人をここに置いていかんとならねぇぞ・・・その場合の一人をどうやって決める、手負いのアルミンか? デカイから二人乗りがキツそうなライナーか? それとも・・・オレが走って自分の馬を探すべきか?
「・・・クソッ」
そんなことで頭を悩ませんのはクソだ! せっかく3人で死線をくぐったのにずいぶんな仕打ちじゃねぇか!
「緊急事態の信煙弾だ。これだけじゃ意図が伝わるとは思えねぇが」

「!? ちょっと待てよアルミン」

「ちょっと待てアルミン、それはお前が自分で報告しろ。誰か来たみたいだ・・・しかも! 馬を2頭連れて!!」
「あれは・・・クリスタ! ん!? オレの馬じゃねぇか!」
(※補足※ アニメで馬の名前はブッフヴァルトBuchwaldと判明しました)

女神・・・

「・・・そうだ、早く配置に戻らねぇと! 撤退の指令が出るハズだ。ヤツはなぜか戦闘の指令班とは逆の方向に行っちまったしな」
「しかし・・・壁を出て一時間たらずでとんぼ帰りとは・・・見通しは想像以上に暗いぞ・・・ !? な・・・!? 緑の煙弾だと!? 撤退命令じゃないのか・・・陣形の進路だけを変えて作戦続行か?」


第25話『噛みつく』

「正気かよ・・・当初の兵站拠点作りの作戦を放棄・・・その時点で尻尾巻いてずらかるべき所を大胆にも観光名所に寄り道・・・そのあげく、馬降りて抜剣してつっ立って・・・森に入る巨人をくい止めろと・・・あいつ・・・ふざけた命令しやがって・・・」
「それにろくな説明も無いってのが斬新だ。上官じゃなきゃ誰も相手にせず聞き流せるんだが・・・まぁヤツの心中も穏やかな気分ではないハズだ。極限の状況で部下に無能と判断されちまった指揮官は、よく背後からの謎の負傷で死ぬって話があるが・・・・・・別に珍しい話でもないぞ、こりゃ」
「あ? マジになんなよ、少しこの状況にイラついただけだ。どうするってそりゃあ・・・・・・命令に従う・・・巨人を森に入れない。お前もそうするべきだと思うんだろ? アルミン。何やらワケ知り顔だが?」
「要は・・・森の中に入れなければいいんだろ? 交戦する必要なんか無い・・・ハズだよな・・・?」


6巻末『突然の来訪者』苛まれる思春期の呪い

「ババァ!! ノックしろよッ!!」

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